11/8(金)タイ・バンコクにおいて、現地グループ会社アイコム・アベニュー・タイランド(icomm avenu (Thailand) Co., Ltd.)とともに、Google アナリティクス 360などGoogle マーケティング プラットフォーム(Google Marketing Platform)活用による最新データマーケティング手法&最新事例セミナーを開催しました。
タイのインターネット市場の動向や、デジタルマーケティングのトレンドを踏まえた上で、Google アナリティクス 360をはじめとするGoogle マーケティング プラットフォームの概要や活用法、さらには、現地ではまだ事例の少ないCRMの重要性や最新の活用事例を解説しました。
講師紹介
アイコム・アベニュー・タイランド(およびマレーシア)
代表取締役 山森 淳(左)
チーフコンサルタント ナイ(Knight)
●タイにおけるデジタルマーケティングの市場動向
●Google マーケティング プラットフォーム(Google Marketing Platform)とは何か?
●Google アナリティクス 360とは何か?(フリー版との違いは?)
●Google アナリティクス 360を中心とする統合的プロダクト
●Google アナリティクス 360の高度な活用法
はじめに、タイにおけるデジタル広告の伸長やネット利用動向を踏まえ、データ活用によるデジタルマーケティングの重要性やトレンドについて確認しました。
そのうえで、Google アナリティクス 360、Google オプティマイズ 360、Google データポータルを中心に、Google マーケティング プラットフォームを活用する意義やその活用法、無償版との違い、360の優位性について解説しました。
顧客データをCRMで活用する方法について紹介しました。実はタイではCRMがまだあまり普及しているとは言えず、事例も少ない状況です。そこで、講師自身の体験談を交えながら事例主体で進められました。
一例としては、現地クライアントである日系の大手家電メーカー様のプロジェクトで初めて得られた知見などについて、具体的にお話ししました。CRMの全体像などもイメージしやすい内容となり、参加者にとってもCRMを“自分事化”できたのではないでしょうか?
Google マーケティング プラットフォームの最新活用法を、日本と米国で発表されている代表的な事例をもとに解説しました。
Google マーケティング プラットフォーム自体にまだ馴染みがない参加者も多い状況ながら、とくにダッシュボードの構築事例などでは写真撮影をする姿も多数見られ、データの可視化や業務の効率化への関心の高さがうかがえました。
参加者は、日本の大手企業の現地法人やタイの大手企業に勤務するタイ人・日本人の方々です。今回は参加資格のある方のほぼ全員が参加されたということで、Google アナリティクス 360をはじめとするGoogle マーケティング プラットフォームや、それに基づくデータ活用、CRMなどに対する現地の関心の高さがうかがえます。
<日系>
流通系金融会社
自動車系リース会社
旅行代理店
総合電機メーカー
総合電機メーカー系販売会社
不動産デベロッパー
商社系金融会社 ほか
<タイ系>
医療機関
海外アパレル・コスメブランド製造・販売会社
金属加工・工作機械メーカー
美容機器メーカー
製糖会社 ほか
日系・タイ系ともにいずれもタイ経済をリードする大手企業・有名企業ぞろいで、今後タイでもGoogle マーケティング プラットフォームの利用や、データ活用、CRMなどの普及が加速し、デジタルマーケティングが一段と進展するに違いないという予感に満ちたセミナーになりました。
軽食を交えた休憩タイムでは講師と談笑する参加者も多く、デジタルマーケティングへの関心とアイコム社への信頼の高さが感じられました。日本企業・タイ企業を問わず「今回のセミナーはとても勉強になった!」といううれしいお声も直接いただいております。参加企業の皆様、誠にありがとうございました。