ユニバーサルアナリティクス(以下UA)からGoogle アナリティクスをご利用の方にとって、ビューは馴染み深いものかと思います。
役割に応じて「部署ごと」や「目的ごと」にビューを作り、ユーザーの権限や目標設定、フィルタの設定などを行ってきた方も多いのではないでしょうか。
Google アナリティクス 4 プロパティ(以下GA4)では、ビューがなくなってしまいました。今回は、GA4でもUAと同じように施策を運用するための、ビューの代替機能についてご紹介します。
INDEX
UAで使われていたビューとは?
まずは、ビューについて振り返ってみましょう。
ビューは、様々な分析の観点からWEBサイトのデータを見るために利用されていました。
例えば、ビューを分けることでできることとして、以下のようなことが挙げられます。
- 目標設定
- コンテンツグループ設定
- フィルタ設定
- チャネル設定
- User-IDビューの作成
また、切り分けたビューに、最適なユーザー権限を付与し、管理することも可能でした。
GA4でビューの代替を実現する2つの方法
ビューを代替する方法を2つご紹介します。
方法1
ビューと同じ内容で、GA4プロパティを作成する
UAで作っていたビューと同じ内容で、同じ個数のGA4プロパティを作成する方法があります。
例えば、部署ごとにプロパティを作ることで、自分の担当部署の設定のみに集中でき、複数の目的が混合したプロパティ作成を避けられるメリットがあります。
ただし、大量にビューを作って活用していた企業ほど、作るべきプロパティの数が多いため、それらを統括し管理することは難しくなると言えます。本当に必要なプロパティにのみ絞り込むことが必要となります。
方法2
「サブプロパティ」を作る(有料版限定の機能)
サブプロパティは、GA4有料版のみで利用できる機能です。
プロパティからデータフィルタを使用して、指定されたイベントを抽出したり、除外したりしてデータを確認できます。
「サブプロパティ」について詳しくみる
https://googleanalytics360-suite.e-agency.co.jp/column/20220623_01
メリットとしては、データソースがひとつなため、サイトの改修に伴う設定変更や、問題が起こった際に原因の調査や修正がしやすいことが挙げられます。
また「方法1」と比べて、プロパティが階層で整理されるため、管理のしやすさもメリットと言えるでしょう。
組織的なGA4運用には「サブプロパティ」がおすすめ
長期的なデータ活用には、俯瞰した目線でのGA4管理が不可欠となります。
組織的にGA4を運用し、成果を出すためには「サブプロパティ」を利用して管理をするのがおすすめです。
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この記事を書いた人
マーケティングプランナー 新卒でイー・エージェンシーに入社。 デザイナー兼マーケティングプランナーとして活動しています。ウェビナーやトレーニング動画の編集にも従事。
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