INDEX
ユーザー行動は「ライフサイクル」、ユーザータイプやデバイス等は「ユーザー」で
2020年10月14日(米国時間)、「アプリ + ウェブ プロパティ」は、ベータ版から名称も新たに正式版「Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)」にアップデートされ、次世代の“新しいGoogle アナリティクス”としてリリースされました。これに伴なって、レポート画面の左メニューが大幅にリニューアルされましたのでご紹介します。
まず、レポート全体が大きく6つに分類されました。上から順に「ホーム」「リアルタイム」「ライフサイクル」「ユーザー」「イベント」「探索」の6つです。
そのうち、ユーザー行動に沿っているのが「ライフサイクル」です。「ライフサイクル」では、集客からコンバージョン、ユーザーの維持へと、一連のユーザー行動の流れに沿ったメニュー構成となっています。ユーザータイプやデバイス・プラットフォーム等は「ユーザー」に分類されています。
「ライフサイクル」「ユーザー」「探索」の各レポートは、ドロップダウンリストで詳細レポートが表示されるようになっています。リニューアルされた部分を中心に、順に見てみましょう。
ライフサイクル
「ライフサイクル」では、集客からコンバージョン、ユーザーの維持へと、一連のユーザー行動の流れに沿ったメニュー構成となっています。
集客
●概要(集客サマリー)
● ① ユーザー獲得
ユーザーが初めてサイト・アプリにアクセスした際の、参照元・メディア・キャンペーン・広告等、ユーザースコープの集客データ。
● ② トラフィック獲得
セッションごとの参照元・メディア・キャンペーン・広告等、セッションスコープの集客データ。
エンゲージメント
●概要(エンゲージメントの概要)
● ③ イベント
イベントごとのイベント数やユーザー数等。
● ④ ページとスクリーン
ページタイトルやスクリーン名ごとの表示回数・ユーザータイプごとのユーザー数、イベント数、コンバージョン等、コンテンツグループ別で見たい場合もこちら。
収益化
●概要(収益化の概要)
● ⑤ eコマース購入数
アイテム名・ID・ブランドごとの表示回数、カートに追加、購入数、収益等。
●アプリ内購入
●パブリッシャー広告
維持率
● ⑥ 概要(維持率の概要)
コホート別のユーザーエンゲージメントやユーザー維持率、LTV等。
ユーザー
ユーザータイプやデバイス・プラットフォーム等は「ユーザー」に分類されています。
ユーザー属性
●概要(ユーザー属性サマリー)
● ① ユーザー属性の詳細
国、地域、市区町村、言語、年齢、性別、インタレストカテゴリ別のユーザー数、新規ユーザー数、エンゲージのあったセッション、イベント数、コンバージョン、収益等。
テクノロジー
●概要(ユーザー属性の環境の概要)
● ② ユーザーの環境の詳細
ブラウザ、デバイスカテゴリ、プラットフォーム、オペレーティングシステム別のユーザー数、新規ユーザー数、エンゲージのあったセッション、イベント数、コンバージョン、収益等。
イベント
コンバージョン
すべてのイベント
探索
分析
● ① 分析ハブ
旧アプリ+ウェブ プロパティ(ベータ版)で表示されていた「データ探索」や「ユーザーエクスプローラ」「コホート分析」等はこちらから。
● ② テンプレートギャラリー
デフォルトの分析レポートの他に、業種別のレポートテンプレートも用意。
以上、「Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)」のリリースでリニューアルされた左メニューについてご説明しました。
イー・エージェンシーでは、「Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)」の導入については、できるだけ早めのタイミングをお勧めしています。なぜなら、経年変化など中長期的な比較や検証を開始するには、できるだけ早めに長期間の過去データを蓄積しておいた方が有利だからです。
なお、導入と言っても、これまでの計測を止めたり、「Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)」に切り替えたりするわけではありません。これまでの計測はそのまま何も変える必要はなく、新たに「Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)」で計測するプロパティを追加するだけでよいのです。現時点では並行利用して、データを蓄積したりレポートを見比べたりしながら使い慣れていくイメージでよいでしょう。
次世代のアクセス解析プラットフォーム、Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)の導入・運用にご興味をお持ちになった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
GA4導入・移行なら、イー・エージェンシーにご相談ください
イー・エージェンシーは、「Google マーケティング プラットフォーム(GMP)」の認定セールスパートナー、「Google クラウド プラットフォーム(GCP)」の認定パートナーです。
また弊社はGoogleより2021年上半期における Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)の数多くの導入支援実績を評価され、認定セールスパートナーとしてアワードを受賞しております。
これまでの豊富な実績を元に、GA4導入・移行をお客様のビジネスに寄り添い支援させていただきます。
まずはお気軽にご相談ください。
データ活用のプロフェッショナルがお待ちしております!
私たちは、ビジネスの課題解決するための支援を行っております
サービスについてお気軽にご相談・お問い合わせください
Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)資料ダウンロードのご紹介
Google アナリティクス 4 プロパティ(GA4)について知りたい情報が詰まった資料を公開しています。
従来のGoogle アナリティクス(ユニバーサルアナリティクス )」との違いって?
導入にあたって何から取り組むべき?
おさえておきたいポイントをわかりやすく解説しました。
本書は 無料でダウンロードいただけます。以下のフォームよりお申込みください。
あわせて読みたい「GA4」関連記事
- GA4よくある質問シリーズ(1)PV数が多くなるのは二重計測?正しい設定方法は?
- GA4よくある質問シリーズ(2)UAとGA4でユーザー数が異なるのはなぜ?
- GA4よくある質問シリーズ(3)GA4でイベントが計測されない理由とは?
- GA4よくある質問シリーズ(4)ユーザーIDがうまく計測できない!GTMで設定する方法は?
- GA4よくある質問シリーズ(5)GA4とUAでセッション数が違う! GA4 でセッションが切れるタイミングは?
- GA4よくある質問シリーズ(6)設定した覚えのないカスタムイベントが計測される?
- どうなる?有料版 Google アナリティクス 4 プロパティ最新情報レポート(2021年10月)
私たちは、ビジネス課題を解決する支援を行っております
サービスについてお気軽にご相談・お問い合わせください
この記事を書いた人
お困りごとを解決するプロフェッショナル
Google マーケティングプロダクトをご利用いただくお客様の日々の課題や疑問を解決するご支援を担うチームです。
年間2,000件を超えるお問い合わせで蓄積した豊富なノウハウを元に、お客様の日常業務に支障が出ないように、迅速に課題を解決してまいります。
また、Google社が発信する最新機能やアップデートの情報をいち早くお知らせできるよう、使命感を持って取り組んでおります。